炉のお稽古│茶道の灰について

久しぶりにお茶のお稽古に行ってきました。

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5月から半年親しんできた風炉がしまわれ、今回からは炉になります。タイミング良く気温も下がってきたので、見るからに暖かな炉の風情がありがたく感じます。


座る角度や茶碗を置く位置が微妙に違ってくるので戸惑いますが、私の場合は炉のお稽古から始めたので、今の所こちらの方がしっくりくるようです。


最近良く話題になるのが炭のはなし。茶道用の炭は専用のものを使いますが、どうもその価格が高騰しているらしいのです。炭の材料の原木、椚(くぬぎ)が少なくなっているのと、炭の作り手が減っているせいだとか。


中国産のものだと比較的安いそうですが、それだといい灰が出来ないとか・・・。



茶道の世界では、炭の周りに入っている灰の景色(見え方)を大事にします。茶人ほど灰に対して深い関心と愛着を寄せている者はありません、と書いてある本もあります。私などまだまだ素人ですが、お茶を始めてから普通の人にとってはなんでもない物でも、愛着を寄せ、丁寧に扱っていくことを知りました。


灰に関して聞いた話では、茶道の家元が火事になると、なによりもまず灰が入った瓶を大事に持ち出す、とか。戦争で空襲にあったときも、高価な茶道具よりも灰がなくなってしまったのが惜しい、と言っている人がいました。時間をかけて熟成した鰻屋のたれのようなものでしょうか。。


こちらのサイトに灰のお手入れ法が出ていました。
http://www.geocities.jp/rikyuuan/netshop/ash/shop-esh.html
灰を洗うって・・・すごい。洗って灰汁を抜いて、ごみを取り除いて、乾かして・・


使う目的に合わせて仕立てる。こちらは炉灰。
http://www.geocities.jp/rikyuuan/netshop/ash/shop-eshR.html


こちらは風炉灰。こんなに違いがあるんですね。大変な作業です。
http://www.geocities.jp/rikyuuan/netshop/ash/shop-eshF.html


年季の入った灰の表情とはいかなるものか?いつか見る機会はあるでしょうか。興味は尽きません。
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by atelier-tsubaki | 2012-11-06 23:51 | その他

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