森で癒されたい│森林セラピーについて

森について、前回はちょっと硬い記事でしたが、もっと気軽に散歩をしたり、山菜を探したり、という生活がしてみたいな、と思うことがあります。といっても住んでいるのは関東平野、田んぼや畑はあっても森は近くにないのですが、森の存在をもう少し身近に感じたい、そんな欲求に答えてくれそうな、森林セラピーの記事がありました。

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地球リポート最新号:森が拓く持続可能な社会 〜森林セラピーの取り組み
高知県梼原(ゆすはら)町の松原地区にある森林セラピーロードの紹介をしています。


森林セラピーソサエティの事務局長、河野透さんのお話。
森林セラピーには、人も勘定にいれた持続可能な社会の実現のために、二つの大きな役割があると位置づけています。それは、ストレス低減によるメンタルヘルス面での予防医療の役割と、癌などへの対抗力が活性化され免疫機能が向上するという予防医療の役割です。森林セラピーソサエティは、森の持っている力を、人が活用し易いように整備し、広げていくための活動を行っています

森林セラピーで大切なのは、森で滞在することで、歩くことが目的ではないそうです。森のなかで寝転がったり、うたた寝をしてもよいとか。なにも聞かないとガシガシ歩き回ってしまいそうですが、認定を受けたガイドさんがいらっしゃるので、ちゃんとセラピーになる方法を教えていただけます。

森林セラピーの効果です。
<人が森林セラピーをすると、ココロと身体がどのように良い方向に変わるか>

リラックス効果
 ストレス下の交感神経の緊張に従って上昇する唾液アミラーゼという消化酵素が下降する。
免疫力の活性効果
 ガン細胞などを封じ込めるナチュラルキラー細胞が活性化する。
メタボリックシンドローム改善効果
 血糖値が下がり、脂肪燃焼ホルモンが活性化して中性脂肪が減り、腹囲が縮む。
アンチエイジング効果
 加齢に伴って低下するホルモンが上昇し、動脈硬化の主因でもある活性酸素の錆付きを回復する。

緑の豊富な公園のウォーキングなども効果はありますが、セラピーという観点ではそれほど高い効果は得られないそうです。場所を変えるという転地効果が重要で、生活圏から開放されることが大切だそうです。

松原地区では森林セラピーロードを中心にホテルや道の駅が整備されていて、地元の食材を使ったお食事も美味しそうです。こんな場所なら1泊2日といわず、少し長めに滞在してリフレッシュしたいですね。



森林セラピーの効果や、関連イベントの案内、こちらに詳しく出ています。
森林セラピー総合サイト 森林セラピーソサエティ運営のHPです。

全国48の森が「森林セラピーロード」として認定されています。関東では東京都檜原村など。まだまだ数は少ないですが、このような取り組みがあると、近くに森がない場所に住んでいても、行きやすく感じます。
東京都檜原村 森林セラピーロード


以前2年くらいスイスで暮らしていたことがあります。そのときは中規模の都市に住んでいたのですが、週末に街の外れまで歩いて行ってケーブルカーに乗れば、すぐに森の中を歩くことが出来ました。スイスの森林の面積は国土の約30%、日本の70%弱に比べればずいぶん少ないのですが、森をずいぶん身近に感じる生活でした。

日本の場合は森=山という国土の形状からか、=登山という感じで、どうもリラックスというより体育会系のノリになってしまうのも嫌いではないのですが。たまにはのんびりと、キノコでも探しながら山歩きしたいです。

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by atelier-tsubaki | 2012-11-19 12:02 | 建物の性能・エコ・環境

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