森林のCO2吸収量│樹齢による変化について

前回の記事に関連して、植物のことです。気になっていたCO2吸収量について。


植物は日中は光合成のため酸素を排出し、夜間は呼吸のために二酸化炭素を排出する、ということ理科で習いました。森林がCO2を吸収しているのは、光合成をして成長しているから。成長の終わった木はほとんど光合成せず、呼吸は続いているのでCO2吸収効率は悪くなるようです。


林野庁HPにモデル図がありました。
光合成による吸収量と呼吸による排出量の差である実際の炭素固定量は樹齢とともに変化し、一定の樹齢まで増加した後、樹木の成熟に伴って減少していく。

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林野庁HP 地球温暖化防止に果たす森林の役割




樹齢別に見たグラフです。成長が進むにつれて吸収量が落ちています。
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森林・林業学習館 ブログ 森林による二酸化炭素吸収量(針葉樹林と広葉樹林の違い) より

やはり植えてから50~60年くらいで伐採し、使っていくことが必要なようですね。





先ほどの林野庁のHPに、住居1戸あたりの炭素放出量、埋蔵量のデータもありました。
木造住宅、それも高寿命のものが有効だとこれらのデータからもわかります。
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気になるのは伐採した人工林のその後ですが、人口が減少している今、戦後の材木不足からの住宅供給難のようなことは今後起こりにくいと考えられます。現在の日本の人工林は管理する人もなく、放置されている森林が増えているのが現状ですが、ゆるやかに自然林に戻していくことなどに取り組んでいるところもあるようです。

経済的にはマイナス成長かもしれませんが、国土の自然な姿を取り戻す取り組みについても今後調べてゆきたいです。

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by atelier-tsubaki | 2012-11-27 01:25 | 建物の性能・エコ・環境

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