次世代省エネ基準住宅の暖房エネルギーについて

暖房について、前々回前回の続きです。


次世代省エネ基準で建てられた家の燃料代(灯油消費量)が、北海道以外では増えている、と書きました。写真ではグラフが見えないと思いますが、新住協の冊子によるとその差は従来の一般住宅の2倍近くに相当します。


千葉県の場合を見てみると、次世代省エネ基準の一般住宅の灯油消費量は、650Lくらいとなっています。


実際、私が昨年建てた自邸の場合、Q値は2.62ですが、これを新住協のソフトで暖房用消費エネルギーを計算すると、灯油消費量で807Lという値です。18Lの灯油缶で45缶!


暖房を全て灯油でまかなった場合、今現在の灯油価格が85円。807Lということは一冬で68,595円にものぼります。実感としては、こんなに使ってないのですが、おそらく全館暖房をした場合の試算だとおもいます。今まで暮らしていたマンションは断熱性能が悪かったのですが、それでも週1缶くらいでしたから・・。(ただし、2世帯住宅と考えると1世帯あたりの消費量はそれでもかなり減ることになります。)

ちなみに設定室温は20℃。かなり低めです。


さて、実際の暖房は床下の放熱器とエアコンを使っています。床下の放熱器は都市ガス、エアコンは電気なのでそれぞれの使用量と料金で比較をしていきたいと思っています。昨年は引越したりで生活の仕方も定まらなかったのでデータはとれなかったのですが、今年は室温、湿度、燃料代等記録していきたいと思います。


講習会でもあったのですが、断熱材のほか、換気を熱交換式に替えることも、かなり有効な手段だということです。今は法規で換気量が一律0.5回転、と決められていますが、これを試しに0.3回に変更して計算してみます。

そうすると、灯油換算で696Lとなり、0.5回の時と比べマイナス111L、金額にして9,435円。これは大きいのではないでしょうか。


熱交換式の換気扇はダクト式の全館換気システムだと高価になりますが、もう少し簡易的に、局所換気が出来るものも出ています。換気扇を切ってしまうのは問題ですが、浴室やトイレ以外の24時間換気は暖かい空気を全部入れ替えてしまう感じもありますね。計画的な換気計画、これからは必要だな・・と感じました。


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by atelier-tsubaki | 2012-12-01 01:23 | 建物の性能・エコ・環境

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