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運盛(うんもり)│冬至のしつらえ

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運盛(うんもり)というものを、初めて知りました。


冬至の日に、最後に「ん」のつく野菜や果物の盛り合わせを供えて来る年の運を願うものだとか。日本人の得意な洒落を使った縁起かつぎですね。


最後に「ん」の字のつくお野菜の数々

南瓜(なんきん)・隠元(いんげん)・銀杏(ぎんなん)・金柑(きんかん)・蓮根(れんこん)・人参(にんじん)・大根(だいこん)など・・

冬至に南瓜も、もともと同じ意味だそうです。


キッズgooにも詳しい説明がありました。
・・「いろはにほへと」の47音が「ん」で終わることから、「ん」が物事の終わりをあらわしており、一陽来復の願いも込められているのです。

一陽来復(いちようらいふく)とは
中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくると考えます。そこで、冬至のことを陰が極まり再び陽にかえる日という意の「一陽来復(いちようらいふく)」といい、この日を境に運も上昇するとされています。また、悪いことが続いても、回復してよい方向に向かうという意味もあります。


うんちくはさておき、この野菜盛り(と言ってはいけない?)、季節感もあり素敵ですね。


こちらは古河市の奥原晴湖画室にしつらえてありました。


南瓜や大根、レンコンなど風邪予防にも良さそう。冬至はすぎたけど、”ん”のつく野菜で運気アップを願うとしましょう♪

by atelier-tsubaki | 2012-12-29 11:58 | その他

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