水害から暮らしを守る│栗橋宿 吉田家 水塚(みつか)

栗橋宿の旧家で使用していた蔵が移築されていると聞き、見に行ってきました。



吉田家 水塚(みつか) 久喜市指定有形文化財です。
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左が大蔵、江戸時代末期築造。右は向う蔵(むこうぐら)、明治37年築造。どちらも2階建て、桟瓦葺きです。
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宿場の道沿いのうなぎの寝床状の敷地内に連続して建物を建てる形式は、宿場町の町屋の特徴をよく伝えていたそうです。今は頭の中でCG合成です。
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軒裏が漆喰で波型に塗り固められています。
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中は歴史資料館になっていました。宿場町の歴史、面白かったのでまた別の記事に・・
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細長い敷地の形、展示してあった航空写真からも良くわかります。
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水塚については良く知らなかったのですが、それについても解説がありました。
水塚とは、みづかともいい、水害から人や家財・食料等を守るため盛土をして築いた塚、またはその上に築かれた建物をいう。水害の多かった関東地方の低地部に良くみられる。

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建物が自然や生活と一体になっている感じがしますね・・!

下に築かれた石垣の高さや面積も、もとの場所と同じになるよう再現しているそうです。



今回他に興味深かったのは、基礎石について。大谷石は柔らかいので一番下には固い石を埋め、その周りは砂利などで何度も突き固めたそうです。これって今でいうところの、液状化対策の砕石を使った地盤改良と似ています!
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そんなわけで最初はなにかと思ったけど、基礎石の展示もありました:;
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昔の写真も少し。栗橋宿の歴史文化は、やはり利根川との関係が大きな特徴ですね。
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公開しているのは栗橋文化会館(イリス) 
木、土、日曜日が公開日です。
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by atelier-tsubaki | 2013-04-14 20:12 | 栗橋宿を元気にする会

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