明治に建てられた町屋の調査 @栗橋 

本日は久喜市(旧栗橋地区)で調査、

江戸時代に宿場町だった、旧日光街道沿いにある古い町屋に伺いました。

古い建物がいくつか残っているこの地域ですが、

今回は屋号の由来やむかしの暮らしについて伺うのが目的です023.gif

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宿場町の風情を残すこちらの建物は、明治36年に建てられたもの!

ケヤキの太い梁を使った建物で、長年の使用や水害にあったのにもかかわらず、

現在でも構造はとてもしっかりしています。



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出し桁のある正面ファサード。


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ガラス戸の内側には格子の『揚戸』(あげど)が残っています。

『揚戸』は上に上げる戸、今でいうシャッターですね!

おそらく最初ガラス戸はなく、あとから付けた思われます。


商店が連なっていたこのあたりでは、当時店舗にはだいたい揚戸が付いていた、

とは昭和6年生まれのご当主のお話です。


b0274159_19360289.jpgご当主からは利根川に近いこの地域ならではのお話、

帆掛け船を子供のころよく眺めていたことや

高瀬舟から荷卸しした荷物を馬車で運んでいたこと、

川沿い公園で花見の季節にはお酒を売っていたことなど

昭和初期のにぎやかで、どこかのどかな暮らしぶりについて伺うことが出来ました。

もと小学校の校長先生だけあって記憶力がすごいです!



今は建物が建てられない利根川堤防の内側ですが昔は団子屋や料理屋があったというお話も聞き、

川沿いで夕涼みしながらお酒を飲むお店があったなんていいな!と思ってしまいました。





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店舗の後ろは自宅部分で今は使っていないのですが、通り土間になっていて

裏庭から涼しい風がふいてきます。



調査結果は改めてまとめるとして、

わずかな時間にお話しが聞けるよう、資料や手記を準備して待っていてくださったご当主には

心からお礼申し上げます!


しかも、

6月21日のまち歩きイベントの時には

お店部分はちょっと覗けるようにオープンにしてくださるそうです019.gif


ご興味ある方、まち歩きへのご参加もお待ちしております!

※参加希望の方 日光街道 栗橋関所・ 栗橋宿を元気にする会 事務局 kurihashijuku@gmail.com まで。
 
   
 






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by atelier-tsubaki | 2014-05-20 19:40 | 栗橋宿を元気にする会

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