古民家 再生への第一歩
2014年 05月 27日
かなり大胆な外科手術となります。
築80年、土葺きの瓦屋根は雨漏りしていた箇所も多くほぼ葺き直しとなります。
屋根の防水、今でいうアスファルトルーフィングを使っている所は杉皮が敷いてありました。
解体工事ででる産業廃棄物は土、木の破片がほとんど。
プラスチックや合板に囲まれた現在の住宅と比べると、本当に『土に帰る』ようです。
この建物が建てられた80年前のように自然素材のみで作ることは難しくなっているのですが、
なるべく『ゴミ』にならない素材を選択することを課題として、いつも考えるようにしたいものです。
古民家再生には熟練していらっしゃる大工さんたちが施工にあたっています。
柱は『根継ぎ』をし、傷んでいる所のみを交換し、再生していきます。
by atelier-tsubaki | 2014-05-27 18:00 | +暮らしを繋ぐ 古民家と木の家