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房総のむら で古民家修理の実務研修

先週の土曜日は『千葉県立 房総のむら』に行ってきました。

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古民家や古墳などの展示のある、体験型の博物館です。

入口を入ってすぐにある商家の街並みでは、お茶屋さんや和菓子屋さん、うどん屋などが実際に営業していました。
他にも武家屋敷があったり、体験コーナーではべっこう飴や和そうろくを作るプログラムがあったりと、昔の暮らしの衣食住が体験できる貴重な場所となっています。

今回『歴史的建造物の保存・活用に係る専門家育成カリキュラム』の一環として音連れたのですが、広々としていて、子供連れでお散歩するのも楽しそうです。


さて、研修では成田の岩瀬建築の岩瀬社長を講師に迎え、国重要文化財となっている1700年代に建てられた民家をモデルに古民家の見方から年代別の特徴、保存再生の注意点、実測のポイントなどを実務に即した形でご教授いただきました。

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模型を使った接手(材木と材木を釘や金物に頼らずに組み立てる方法)などの解説も。


再生では建物の特徴を活かすこと、それにはまず建物の特徴はなにかということを時代背景もふくめて考察しなければいけないというお話、大変勉強になりました。





by atelier-tsubaki | 2016-10-04 11:15 | その他

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