人気ブログランキング |

<   2013年 04月 ( 9 )   > この月の画像一覧

『マッピー』用ボーダー

角館 武家屋敷│宮脇壇 秋田相互銀行角館支店

GW間近というのに寒い日が続いています。

といっても、さすがに東北でも雪は融けていると思いますが、こちらは3月末に行った、武家屋敷の残る町並みで有名な角館です。1ヶ月前は雪に埋もれてました。
角館 武家屋敷│宮脇壇 秋田相互銀行角館支店_b0274159_2040465.jpg


今頃はしだれ桜が見ごろでしょう。

映画、「たそがれ清兵衛」のロケで使われたお屋敷もあるそうです。下級武士の家はかなり質素な様子。内部も映画そのものでした。
角館 武家屋敷│宮脇壇 秋田相互銀行角館支店_b0274159_0375629.jpg


黒い板塀が続く風格のある町並みです。
角館 武家屋敷│宮脇壇 秋田相互銀行角館支店_b0274159_2321387.jpg




そしてまた蔵が(笑)
角館 武家屋敷│宮脇壇 秋田相互銀行角館支店_b0274159_0393352.jpg



壁が薄く寒そうな母屋に比べ、この豪華さはなんだろうというくらい立派です。エッジ部にラインを入れたり、黒と白の漆喰を塗り分けたり、デザインレベルも高いです。

角館の蔵は、座敷蔵として中で日常生活が営まれることも多かったそう。
角館 武家屋敷│宮脇壇 秋田相互銀行角館支店_b0274159_0401179.jpg


贅を凝らしています。鏝絵が立体的です。
角館 武家屋敷│宮脇壇 秋田相互銀行角館支店_b0274159_0405328.jpg


にぶく輝く黒漆喰の扉。そして段々。中の扉は漆塗りです。すばらしいお仕事です。
角館 武家屋敷│宮脇壇 秋田相互銀行角館支店_b0274159_04133100.jpg


こんな装飾もありました。
角館 武家屋敷│宮脇壇 秋田相互銀行角館支店_b0274159_1583754.jpg



さてさて。今回のもう一つの目的は宮脇壇さん設計の秋田相互銀行角館支店(1976年)。今は銀行としては使われていませんが、コミュニティセンターのような形で残されています。
武家屋敷の町並みと程近い商店街の近くにありました。
角館 武家屋敷│宮脇壇 秋田相互銀行角館支店_b0274159_83295.jpg


周囲の景観や、隣にある薬局を考慮した外観だそうです。並べてみるとスケールやファサードの感じなどそろえているのがわかります。
角館 武家屋敷│宮脇壇 秋田相互銀行角館支店_b0274159_815643.jpg



蔵造りの薬局も古そうな建物です。かわいいノーシンの看板が残っています。
角館 武家屋敷│宮脇壇 秋田相互銀行角館支店_b0274159_215099.jpg



銀行の建物も古くなっていましたが、取り壊されることなく町で買い取って使い続けられていることは建物として幸せですね。

by atelier-tsubaki | 2013-04-27 02:36 | まち歩き・まちづくり

『マッピー』用ボーダー

永井路子旧邸│古河市 まち歩き

古河まち歩き、前回のエントリー鷹見泉石記念館 の続きです。


永井路子旧邸。もともとは江戸末期の商家だそうです。
永井路子旧邸│古河市 まち歩き_b0274159_21492540.jpg

なぜか行く先々に蔵が・・・笑。


震災で屋根が崩れたのを長い間補修していました。再オープンしたのは昨年の夏ごろ。
永井路子旧邸│古河市 まち歩き_b0274159_21504663.jpg



瀬戸物屋を営んでいた店蔵と、住居部分がくっついた構成。庭側からみると木造の民家です。
永井路子旧邸│古河市 まち歩き_b0274159_21532412.jpg

住居部分は平面図による再現だそう。


前面の店蔵は広い土間部分に商品が並んでいたようです。
永井路子旧邸│古河市 まち歩き_b0274159_21565838.jpg


永井路子旧邸│古河市 まち歩き_b0274159_2245435.jpg


番頭さんが座っていたのかな。
永井路子旧邸│古河市 まち歩き_b0274159_227118.jpg



店の奥にある茶の間。いい雰囲気ですー・・!
永井路子旧邸│古河市 まち歩き_b0274159_23301129.jpg


ちゃぶ台でのむお茶はまた格別でした。

縁側が廻っている家、最近は少なくなりましたがもう一度見直したいですね。
永井路子旧邸│古河市 まち歩き_b0274159_2212465.jpg


蔵と住居部分の繋ぎ部分。
永井路子旧邸│古河市 まち歩き_b0274159_22134925.jpg




もとの間取り。
永井路子旧邸│古河市 まち歩き_b0274159_22271397.jpg



見学無料です。お茶もサービスで頂きました。ご馳走様です!

by atelier-tsubaki | 2013-04-18 00:36 | まち歩き・まちづくり

『マッピー』用ボーダー

鷹見泉石記念館│古河市 まち歩き

打合せを兼ねて古河市内をミニ観光。自治医大のリフォームアップル、大竹社長とご一緒です。


鷹見泉石記念館。幕末の古河藩家老で蘭学者、鷹見泉石の住居を移築したものです。


全体像は古河市ウェブサイトより拝借。
鷹見泉石記念館│古河市 まち歩き_b0274159_213563.jpg



この建物は散歩がてら良く見に行くのですが、今年1、2月ごろに茅葺屋根の葺き替えをしていました。


今はまっさらな葺きたてです。
鷹見泉石記念館│古河市 まち歩き_b0274159_21123384.jpg



先週見学した栗橋の水塚の軒裏は'波’の意匠をほどこしていましたが、同じように水に関連するもの、水を連想させるものは昔の家で良く見かけます。ちょっとひねった例もあるけど、今回はストレートに棟に水の文字。
鷹見泉石記念館│古河市 まち歩き_b0274159_21134275.jpg



襖の連なる様子、身分の高いお武家様のお屋敷といった雰囲気。
鷹見泉石記念館│古河市 まち歩き_b0274159_21344672.jpg

鷹見泉石記念館│古河市 まち歩き_b0274159_21311075.jpg



何度来ても良いところです。

by atelier-tsubaki | 2013-04-17 21:38 | まち歩き・まちづくり

『マッピー』用ボーダー

水害から暮らしを守る│栗橋宿 吉田家 水塚(みつか)

栗橋宿の旧家で使用していた蔵が移築されていると聞き、見に行ってきました。



吉田家 水塚(みつか) 久喜市指定有形文化財です。
水害から暮らしを守る│栗橋宿 吉田家 水塚(みつか)_b0274159_1995887.jpg


左が大蔵、江戸時代末期築造。右は向う蔵(むこうぐら)、明治37年築造。どちらも2階建て、桟瓦葺きです。
水害から暮らしを守る│栗橋宿 吉田家 水塚(みつか)_b0274159_18225241.jpg


宿場の道沿いのうなぎの寝床状の敷地内に連続して建物を建てる形式は、宿場町の町屋の特徴をよく伝えていたそうです。今は頭の中でCG合成です。
水害から暮らしを守る│栗橋宿 吉田家 水塚(みつか)_b0274159_1972530.jpg


軒裏が漆喰で波型に塗り固められています。
水害から暮らしを守る│栗橋宿 吉田家 水塚(みつか)_b0274159_19194350.jpg


中は歴史資料館になっていました。宿場町の歴史、面白かったのでまた別の記事に・・
水害から暮らしを守る│栗橋宿 吉田家 水塚(みつか)_b0274159_193095.jpg


細長い敷地の形、展示してあった航空写真からも良くわかります。
水害から暮らしを守る│栗橋宿 吉田家 水塚(みつか)_b0274159_20161174.jpg





水塚については良く知らなかったのですが、それについても解説がありました。
水塚とは、みづかともいい、水害から人や家財・食料等を守るため盛土をして築いた塚、またはその上に築かれた建物をいう。水害の多かった関東地方の低地部に良くみられる。

水害から暮らしを守る│栗橋宿 吉田家 水塚(みつか)_b0274159_18594658.jpg


水害から暮らしを守る│栗橋宿 吉田家 水塚(みつか)_b0274159_18591513.jpg

建物が自然や生活と一体になっている感じがしますね・・!

下に築かれた石垣の高さや面積も、もとの場所と同じになるよう再現しているそうです。



今回他に興味深かったのは、基礎石について。大谷石は柔らかいので一番下には固い石を埋め、その周りは砂利などで何度も突き固めたそうです。これって今でいうところの、液状化対策の砕石を使った地盤改良と似ています!
水害から暮らしを守る│栗橋宿 吉田家 水塚(みつか)_b0274159_19473696.jpg



そんなわけで最初はなにかと思ったけど、基礎石の展示もありました:;
水害から暮らしを守る│栗橋宿 吉田家 水塚(みつか)_b0274159_19355119.jpg




昔の写真も少し。栗橋宿の歴史文化は、やはり利根川との関係が大きな特徴ですね。
水害から暮らしを守る│栗橋宿 吉田家 水塚(みつか)_b0274159_1956464.jpg



公開しているのは栗橋文化会館(イリス) 
木、土、日曜日が公開日です。

by atelier-tsubaki | 2013-04-14 20:12 | 栗橋宿を元気にする会

『マッピー』用ボーダー

川越まち歩き sanpo

蔵造りの町並みで有名な川越の町を歩いてきました。これも3月のことです:;
川越まち歩き_b0274159_2242947.jpg


江戸時代ってこんなだったのかな。
川越まち歩き_b0274159_2251149.jpg


すごく立派、重厚、見ごたえあります。
川越まち歩き_b0274159_2253528.jpg

ちょっと車通りは激しいけど、歩いて廻るのが楽しいです。


漆喰塗りの蔵だけでなく、洋館も。
川越まち歩き_b0274159_22271017.jpg


ミスマッチ?大正時代に実際あった光景なんでしょうね。
川越まち歩き_b0274159_2263794.jpg


有名な時の鐘をバックに。
川越まち歩き_b0274159_2317258.jpg



またのんびり来たい所です。

by atelier-tsubaki | 2013-04-11 23:29 | まち歩き・まちづくり

『マッピー』用ボーダー

田園の数奇屋建築│遠山記念館 その2

遠山記念館の続き、本館編。お茶室編はこちら


本館は数奇屋造り部分と、民家を感じさせる茅葺屋根や小屋組みが見られる部分とが合わさった珍しい建物。これは昔住んでいた家の面影を母のために再現したいという、建て主である日興證券創立者の遠山元一氏の希望によるものだそうです。玄関も数奇屋風ではなく茅葺屋根。
外観写真は遠山記念館HPご覧下さい。
田園の数奇屋建築│遠山記念館 その2_b0274159_2041597.jpg


田園の数奇屋建築│遠山記念館 その2_b0274159_2065485.jpg


田園の数奇屋建築│遠山記念館 その2_b0274159_2138637.jpg


立派な座敷が連なりますが、日常の生活の場としては囲炉裏端が落ち着くという感じもあったのかも。
田園の数奇屋建築│遠山記念館 その2_b0274159_2062161.jpg



両方が無理なくつながっているのは棟梁の卓越した技術とセンスによるものが大きいと思われます。周囲の田園風景に茅葺屋根が良く似合います。


和風建築だけに、天井にもかなりのこだわりが。この廊下の天井板は柾目、板目を交互に使っていました。細い棹縁がシャキッとして美しい。材の一つ一つの緻密な加工とバランスが空間全体を洗練されたものにしています。
田園の数奇屋建築│遠山記念館 その2_b0274159_20164970.jpg



こちらにも錆の出た壁がありました。お茶室になっています。
田園の数奇屋建築│遠山記念館 その2_b0274159_20413765.jpg




数奇屋ならではの遊び心でへんな唐紙も。

象形動物たち。
田園の数奇屋建築│遠山記念館 その2_b0274159_2022313.jpg


まんじゅう菊・・・
田園の数奇屋建築│遠山記念館 その2_b0274159_20224613.jpg




今回の見学会は建築の実務者のための講座、家づくり学校の課外授業でした。石切り場を見学したり、このように普段入れないような所に見学に行ったり、と設計の幅を拡げるために充実した講義内容で今年は最終学年の4年生、また1年間勉強するのが楽しみでもあります。

NPO法人 家づくりの会  http://npo-iezukurinokai.jp/about/gakkou/
ただいま新入生募集中、です。

by atelier-tsubaki | 2013-04-09 21:11 | 建物探索

『マッピー』用ボーダー

茶室の壁│遠山記念館 その1

3月のことですが、数奇屋の見学に遠山記念館に行ってきました。川島町にある遠山記念館、駅からも遠く行きやすい場所ではないですが、職人技がたくさん見られる数奇屋のテーマパークのような建物です・


離れにあるお茶室。壁の模様のようなものは錆壁。土壁の中の鉄分などが酸化して出る模様を楽しんだそうで、犬山にある国宝茶室、如庵(じょあん)などの壁にも見られるもの。時間が経つと色が濃くなっていくそうだけど、色の出方をコントロールするのは難しいようです。
茶室の壁│遠山記念館 その1_b0274159_10213789.jpg



茶室の壁│遠山記念館 その1_b0274159_12135826.jpg


土壁の表情がふっくらとしていて、深く包み込まれるような空間でした。


遠山記念館 http://www.e-kinenkan.com/
※離れのお茶室、通常は非公開です。定期的にお茶会が催されています。

by atelier-tsubaki | 2013-04-08 23:40 | 建物探索

『マッピー』用ボーダー

幸手市の旧家 岸本家住宅│上庄カフェ

打合せ兼ねて、埼玉県幸手市にある旧家、岸本家住宅を改修したカフェに行ってきました。

幸手市の旧家 岸本家住宅│上庄カフェ_b0274159_21584186.jpg


最近古民家づいてますね(笑)。


こちらの岸本家は醸造業を営んでおり、19Cには街道の交通を利用しずいぶん栄えていたそうです。江戸時代末期に建てられたこの建物は醤油醸造所兼住宅で、改修は曳家や地盤改良など相当大変だったよう。現在はおしゃれなカフェになってます。

幸手市の旧家 岸本家住宅│上庄カフェ_b0274159_2210867.jpg



内部には蔵戸があり、外に面した土間に対し落ちついた空間になっていました。

幸手市の旧家 岸本家住宅│上庄カフェ_b0274159_22111035.jpg



後方には座敷もあり、かなり大きな住宅です。工事を担当した和田工芸の和田社長に案内していただきました。


正面切妻造、背面寄棟造に前庇がついたかなり特殊な構造。瓦の屋根もきりっとした印象です。今後奥の座敷でイベントも開催するようですので、再び町の顔になっていくと思います。

上庄カフェ  http://ameblo.jp/uesho-cafe/

by atelier-tsubaki | 2013-04-03 22:15 | まち歩き・まちづくり

『マッピー』用ボーダー

旧日光街道 栗橋まち歩き

先日ご案内した『日光街道 栗橋関所・栗橋宿を元気にする会』の活動の一環として、事務局のメンバーで栗橋の町を歩いてみました。


旧日光街道沿いの町並みはところどころ古い家も残っており、宿場町の地図通りの間口が狭く奥行きが長い、うなぎの寝床のような区割りも感じることが出来ました。町並みマップを作る下見も兼ねてですが、面白いものができそうです。その様子はのちほどアップする予定。


今回は他の気になったポイントをいくつか。前面に店舗用の袖壁が立ち上がっている旧家。普段は車で通り過ぎるだけなので気づかなかったものですが、同様のものが結構な数ありました。
旧日光街道 栗橋まち歩き_b0274159_21104998.jpg




桜と昔のお墓・・でしょうか。
旧日光街道 栗橋まち歩き_b0274159_20475778.jpg




古い門構えだけ残っている様子。
旧日光街道 栗橋まち歩き_b0274159_21374759.jpg



古い塀と、小道が奥に延びている感じがいいです。
旧日光街道 栗橋まち歩き_b0274159_2139975.jpg



さりげない所で見つけた、ちょっといい景色でした。



本日のルート。久喜市ウォーキングマップ・栗橋編
旧日光街道 栗橋まち歩き_b0274159_21535188.jpg

by atelier-tsubaki | 2013-04-01 21:55 | 栗橋宿を元気にする会

『マッピー』用ボーダー