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『マッピー』用ボーダー

歴史的建造物の保全・育成に係る専門家育成講座に参加しました

久しぶりにブログ更新になってしまいました・・!

ここしばらく現場に出ることが少なく、家で仕事をしつつ子供との時間をすごしておりました。

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しおり、11カ月になりました(*^^*)

子育ての大変さに遅ればせながら気づいてきたこの頃です。


さて、先週末は千葉建築士会主催の
「歴史的建造物の保全・育成に係る専門家育成カリキュラム」に参加してまいりました。


歴史的建造物というと法隆寺や日光東照宮が思い浮かびますが、
そのような国宝クラスの建物からもう少し身近な古民家、
はたまた富岡製糸場のような近代建築まで多岐にわたります。

今回の講座ではそういった建物自体の魅力と合わせ、
建物の周囲の環境や歴史的背景まで
総合的に保全や活用に取り組んでいく専門家を育成することが目的となっています。

個人的には、古い建物の調査や修復ももちろんですが
歴史ある町並みを活かしたお店づくりや町づくり、まち歩きの企画など
具体的に歴史的な町並みの魅力を広く人に伝えることで保存につなげていけるといいな、
と思っています。


ここ数年は街並み保存として、埼玉県久喜市の方で
「日光街道 栗橋関所・栗橋宿を元気にする会」取り組んでいました。

今回の講座で専門的知識を身に着け、
千葉県の方でも歴史的な建物に携わっていきたいと思います。


何にせよ課題もいくつか出る半年間のカリキュラムを無事終えることが出来るよう
頑張ってゆきたいです!(^^)!




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by atelier-tsubaki | 2016-08-01 17:56 | その他

『マッピー』用ボーダー

そら塾│古建築のアートスペース その2

2軒目は根岸にある『そら塾』さんです。

そら塾
http://sorajyuku.ciao.jp/

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入口がわからなくて30分くらいうろうろしてしまいました。
昭和初期の木造の3軒長屋です。



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玄関では猫のベルがお出迎え。
当初の雰囲気を残しつつ明るくリノベーションされています、
といっても最初の姿に戻すように直した所も多かったそう。



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2階は板の間と畳の座敷が一続きになっていました。 
昭和らしい和みの空間です。



この度は器を見せていただきつつ、夕方からはお酒もいただく会となっていました。
お料理は心から美味しいと思うものばかりで・・。


界隈には同時代の建物もあり、面白い一角になっています。

建物は昭和のものですから
歴史をやっている方から見れば古い部類には入らないかと思いますが
現役で使い続けられているのは今や貴重な存在ですね。

なんといっても新築では出せない独特の雰囲気があります。



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《ご馳走様でした》








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by atelier-tsubaki | 2014-11-25 00:43 | 建物探索

『マッピー』用ボーダー

康良居(やすらい)アトリエ│古建築のアートスペース その1

連休中、古い建物をリノベーションしたスペースに2軒お邪魔してきました。

1軒目は埼玉県加須市の駅前にある「康良居(やすらい)アトリエ」。
戦前の米倉庫をシェアアトリエに転用しています。
アトリエとしての歴史も30年を超えているそうです。


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部屋のサイズは大小あり、現在は彫金の作家さんなどが4部屋使っているそうです。
他にも倉庫になっている部屋が3、4部屋ある2棟続きの大きな建物です。



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天井が高いので使いやすそう。
トラスの木組みが良いアクセントになってます。




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この扉は作品かと思ったのですがオリジナルだそう。
閂の形と鋲がかなりかっこいいですね。




昨日は 「鞴(ふいご)祭り」 でオープンアトリエのところをお邪魔しました。
火を扱うアーティストの皆さんが集まっているので、毎年安全祈願を兼ね行っているイベントだそうです。
ふいご祭りについてはコチラ⇒https://kotobank.jp/word/鞴祭-615467


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アトリエの神棚にも鞴が祀られていました。



建物の方は大正期のものとか。詳細は未確認ですが構造的にもしっかりとしていて
震災でも大きな被害はなかったそうです。

こちらの建物、駅から徒歩5分の好立地でした!
そんな利便性もあり、借り手は世代、性別も様々な方々。
オーナーさんのご理解があってのことだと思いますが
このような形で活かされているのは幸せなことだと感じます。。






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by atelier-tsubaki | 2014-11-24 23:22 | 建物探索

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平林寺見学│埼玉県 新座市

先週の半ば、埼玉の建築士会主催の見学会に混ぜていただき、
新座にある平林寺に行ってきました。


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現在山門や仏殿は保存修理の最中です。

修理をしている工務店の方から建物の概要や修理履歴、今回の修繕の方法など
工事中ならではの貴重なお話を伺いました。

文化財ということでなるべくオリジナルの材料を残し
ダメになっている所だけをなおしていくとのこと、

今後100年を見据え、木材どうしを組み合わせる伝統的な継手仕口で修繕していました。

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縁側の古材 穴が開いたり、腐っている部分がある
柱の根本も部分的にシロアリの被害が出ているそうです



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傷んでいる所は接ぎ木して直す
接着剤も併用するが効果がなくなっても外れないよう、組手でつなぐ


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板も手間をかけて継手をつくり剥ぎ合わせる



境内は雑木林に囲まれていて、紅葉でも有名だそうです。


ちょうど良い季節にあたり、団体で見学する人たちや
一眼レフを抱えたアマチュアカメラマンでにぎわっていました。

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紅葉の写真は難しいですね(^_^;)


敷地の向いに建つお茶室、睡足軒も見どころでした。


このような機会があると楽しく学べますね。
主催の埼玉建築士会女性委員会の皆様、どうもありがとうございました。









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by atelier-tsubaki | 2014-11-23 00:08 | 建物探索

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川越 星野山 中院

今日はお庭の見学を兼ね、お施主さんに同行して川越の中院へ行ってきました。

天台宗別格本山 中院


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瓦を使った歩道を歩きました。



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山門で切り取られた景色。境内は涼しい風が吹いていました。





最近は現場から現場への移動ばかりで潤い不足を自覚しておりましたが

瑞々しい木々や苔の作り出す日本ならではの景色に癒されたのでした(^^)






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by atelier-tsubaki | 2014-11-10 19:09 | +暮らしを繋ぐ 古民家と新しい木の家

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新築部 内装工事など│川越の家

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本日の現場、外回りでは雨樋の取り付け作業中です。

これが終わればいよいよ足場を外すことになります。


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先月末に内部の大工工事が終わった古民家部分改修と同時進行の新築工事では、

先月からやはり内装工事に入っています。

ここしばらく・・1か月半くらいは新築部のみ進めていくことになります。

大工工事が終わり、仕上げの壁塗りの段階でまた両方同時進行になってゆく予定です。



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2階のロフトのついた子供部屋。男の子2人兄弟が一緒につかいます。



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中央に入れる予定の引き戸で2つに仕切れるようになっています。

こちらは壁が板張りの真壁、天井は野地板表しの勾配天井、ほぼ完成形です。





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1階はこれから間仕切りや階段を造ってゆきます。

まだまだ大工さんの仕事が沢山・・・。


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現場打合せでは最初の図面に加えて、詳細図や板図、現物を交えて

細部を確認しながら進めてゆきます。







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by atelier-tsubaki | 2014-10-02 19:05 | +暮らしを繋ぐ 古民家と新しい木の家

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栗橋宿 セミナーとまち歩きイベント 無事終了しました

栗橋宿を元気にする会の活動報告です。

先週土曜日に行われた『栗橋宿 セミナーとまち歩き』、無事に終了しました。


当日は県内外から30余名のご参加を頂きました。スタッフと合わせると40名のセミナー参加となりました。
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沢山のスライドを用意してくださった講師の巻島さん。途中、江戸時代の関所をしのぶ所では笑いも交えてのわかりやすい説明、ありがとうございます!
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まち歩きではお店の中を快く見せてくださった方、今は開けていないお店を開けて昔の薬の看板を見せてくださった元薬局のご店主など、町の方にご協力いただきました。
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八坂神社にて説明を聞く参加者の皆さん。こちらは利根川にまつわる言い伝えで鯉と亀が守り神になっています。
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スタッフの至らないところも多かったのですが、参加した皆様や町の人々に沢山助けられた一日でした。
どうもありがとうございます!

このようなイベントをこれからも年2,3回企画してゆく予定です。
少しづつ元気になってきた『栗橋宿』を今後ともお引き立てのほどよろしくお願いします。
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by atelier-tsubaki | 2014-06-24 18:17 | 栗橋宿を元気にする会

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栗橋宿 聞き取り調査進めています。

先日から始めた聞き取り調査、仕事の合間(もしくは合間に仕事)で進めています・・

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橋原屋さん




今日は吉邦さん、宝来屋さん、下野屋さんなどを訪問。

先日行った海老屋さんや橋原屋さんを合わせ、合計で7軒のお店や元お店を調べることが出来ました。

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下野屋さん



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吉邦さん

大正や明治期の建物もありました。店舗部分は特にしっかりとした材料をつかっている所が多いようです。



加えて、本日は特別に吉岡燃料店のご当主 吉岡さんに

昭和中ごろの商店街の様子、屋号などまとめてお話いただきました。


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戦後の、今のように大型店舗が出来る前、商店街が専門店街として機能していた頃の町並み。

各家の商売や取扱い品目の変化が時代を物語ります。


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こんな素敵な店舗でお話を伺いました。ご協力どうもありがとうございます。





栗橋宿では最近町歩きのグループも良く目にするようになってきました!

6月21日のまち歩きイベントへのご参加も、よろしくお願いします018.gif

お問い合わせは 日光街道 栗橋関所・ 栗橋宿を元気にする会 事務局 kurihashijuku@gmail.com まで。
 
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by atelier-tsubaki | 2014-05-27 19:18 | 栗橋宿を元気にする会

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明治に建てられた町屋の調査 @栗橋 

本日は久喜市(旧栗橋地区)で調査、

江戸時代に宿場町だった、旧日光街道沿いにある古い町屋に伺いました。

古い建物がいくつか残っているこの地域ですが、

今回は屋号の由来やむかしの暮らしについて伺うのが目的です023.gif

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宿場町の風情を残すこちらの建物は、明治36年に建てられたもの!

ケヤキの太い梁を使った建物で、長年の使用や水害にあったのにもかかわらず、

現在でも構造はとてもしっかりしています。



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出し桁のある正面ファサード。


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ガラス戸の内側には格子の『揚戸』(あげど)が残っています。

『揚戸』は上に上げる戸、今でいうシャッターですね!

おそらく最初ガラス戸はなく、あとから付けた思われます。


商店が連なっていたこのあたりでは、当時店舗にはだいたい揚戸が付いていた、

とは昭和6年生まれのご当主のお話です。


b0274159_19360289.jpgご当主からは利根川に近いこの地域ならではのお話、

帆掛け船を子供のころよく眺めていたことや

高瀬舟から荷卸しした荷物を馬車で運んでいたこと、

川沿い公園で花見の季節にはお酒を売っていたことなど

昭和初期のにぎやかで、どこかのどかな暮らしぶりについて伺うことが出来ました。

もと小学校の校長先生だけあって記憶力がすごいです!



今は建物が建てられない利根川堤防の内側ですが昔は団子屋や料理屋があったというお話も聞き、

川沿いで夕涼みしながらお酒を飲むお店があったなんていいな!と思ってしまいました。





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店舗の後ろは自宅部分で今は使っていないのですが、通り土間になっていて

裏庭から涼しい風がふいてきます。



調査結果は改めてまとめるとして、

わずかな時間にお話しが聞けるよう、資料や手記を準備して待っていてくださったご当主には

心からお礼申し上げます!


しかも、

6月21日のまち歩きイベントの時には

お店部分はちょっと覗けるようにオープンにしてくださるそうです019.gif


ご興味ある方、まち歩きへのご参加もお待ちしております!

※参加希望の方 日光街道 栗橋関所・ 栗橋宿を元気にする会 事務局 kurihashijuku@gmail.com まで。
 
   
 






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by atelier-tsubaki | 2014-05-20 19:40 | 栗橋宿を元気にする会

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佐倉の武家屋敷

佐倉では川村記念美術館のあと、市内の武家屋敷を見学。

町の中の一角に建物の建築年代が約50年ほどづつずれている

「旧河原家」「旧但馬家」「旧武居家」という三軒の屋敷が保存・公開されています。


佐倉藩の城下町だったという佐倉市、今では当時の遺構は残っていないそうですが

1981年ごろから調査を行い、

3軒の屋敷を移築・復元したとのことです。

武家屋敷のある一角は緑も多く、すがすがしい景観となっていました。


まず見学したのが「旧河原家」。一番古く18世紀後期の建設。

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中級武士の住まいだそうですが300石ということは中の上くらいでしょうか。



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柱・梁は民家に比べてずいぶんと細い感じです。

大きな土間にかまど。

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調度品なども展示されていました。


室内に長押がない簡素な作りでしたが、長押をつけていいのは千石以上、

三百石程度では座敷、居間、玄関の旧造のみ可、

それ以下では座敷でも不可、と制定されていたとのこと。

その他玄関幅は2間までとか、畳表のへりなどに関しても規制があったそうです。

封建制度から生まれた秩序が建物にも及んでいたんですね。




真ん中にあるのが「旧但馬家」。50年下って19世紀前期に建てられたそうです。

屋根にくっついているのはヨモギの束。端午の節句にはこうして軒から下げるのが風習であるとか。



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この建物は当初からこの場所にあったものの復元なので、庭や樹木、裏庭の畑など当時の生活の様子を一番良く伝えているようです。

庭に大きな木があり、菜園もあっていい暮らしをしていたように見えますね。

反面、家の中は部屋数も少なく、押入れや収納もほとんど見当たらないのが現代の和風住宅と大きく違うところです。



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こちらは内部の設備がリニューアルされて使用できるようになっています。

子供の日ということで甲冑を試着できるイベントに使われていました。

リアル甲冑、そこいらのコスプレより恰好良かったです。



三軒目は「旧武居家」、さらに50年くだり19世紀中期以降 建造。

一番小さな武家屋敷です。

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屋根はもとは茅葺。全体の形がユーモラスで武家、といった感じはあまりしませんね。


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90石のの「旧武居家」は間口2間の玄関をつけるのが許されなかったので、

玄関の間口1間半です。身近なスケールに感じてしまうのはそのせいかも。

江戸時代の武家屋敷はその大半が藩が所有し、藩士に貸し与えたもので

藩士は職務内容や俸禄に見合った住宅に住んでいた、とパンフレットにありました。

身分の変化で転居する場合も多かったとか。


今でいう社宅、それとも議員宿舎でしょうか。。


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土間と土壁の表情が美しいです。



三軒の武家屋敷、

門構えや庭のつくりも、豪華ではありませんが

全てに心が行き届いているようで気持ちよく見学させていただきました。

どうもありがとうございます。


佐倉市公式サイト http://www.city.sakura.lg.jp/0000000617.html








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by atelier-tsubaki | 2014-05-06 23:09 | 建物探索

『マッピー』用ボーダー